
胆泥症とは?
胆嚢(たんのう)に泥のような状態になった胆汁(たんじゅう)が、十二指腸へ排出されにくくなって溜まってしまっている状態を胆泥症(たんでいしょう)といいます。
超音波検査(エコー)によって発見される症状で、愛犬の加齢と共に発見されるケースが多いようです。健康診断などで胆泥が見つかった場合、動物病院の先生から低脂肪食を薦められることがあるでしょう。
その場合、脂(あぶら)から出来たアンチノールを愛犬に与えても良いのか、心配になってしまいますよね?
胆泥症の愛犬にアンチノールを与えても良いのか?
結果的に言うと、全く問題ありません。
アンチノールに含まれている脂の量は0.15gとかなり少量です。(オリーブオイル0.1g、モエギイガイ抽出脂肪酸0.05g)
一方、低脂肪のドライフードでも10%程度は脂肪分が含まれます。(50gのフードなら5gが脂肪)
心配であれば、食事量を1.5g(数粒)程度減らしてあげれば脂肪分の取り過ぎにはなりません。(50gの食事を摂っている場合)
詳しくはこちらの記事をご覧ください♪
『脂肪』と『脂肪酸』の違い|低脂肪食でも安心のアンチノール≫
脂質は体に必要な栄養素
低脂肪食を心がけている犬でも、体に最低限必要な量の脂質は摂らなければなりません。
胆嚢にとっては、なるべく脂質を摂らないほうがベストですが、その他の臓器が栄養不足になってしまっては、また体に違う問題が発生してしまいます。
脂質には体の中でつくることができない必須脂肪酸が含まれており、体の細胞膜の成分やホルモンの材料などになっています。不足すると、発育の障害や、皮ふ炎の原因になったりします。
さらに、脂質は油脂に溶ける脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・Kなど)の吸収にも役立っています。
引用元:https://www.glico.co.jp/navi/dic/dic_03.html
皆様おなじみ、グリコのHPでは脂質をこのように説明しています。
「質の良い脂質を、適量摂取する」
これが、健康を維持するキーポイントなのですね。
まとめ
抗炎症や血流改善など、アンチノールの効果は、持病を持つワンちゃん/ネコちゃんや病気が出やすいシニア期に最適です。
あなたの愛犬に胆泥症があっても大丈夫!バランスの良い食事とアンチノールを組み合わせることによって、総合的に体の健康を維持することができます。
かかりつけ動物病院の先生に相談して、ぜひアンチノールを上手に取り入れてみてくださいね!
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